誰も得しない日本史

誰も得しません

電子書籍はいかにあるべきか

先日出版しました『誰も得しない日本史 第1巻』が、AmazonKindleの売れ筋ランキング、日本史部門で1位を獲得できました。ありがとうございます。

 

 

この度の拙著の内容について、反省点は多々あるのですが、今回はその中でも、標記の「電子書籍はいかにあるべきか」という点について簡単に考えてみたいと思います。

時間がないので、まとまっていないことについてはご容赦ください(今日はカルチャーアーツさんのダンジョンズアンドドラゴンズ交流会に行きたいからです)。

 

 

電子書籍は紙の書籍とは違うことができます。

その電子書籍の機能の中でも、今回あえて多用してみたのがWEBサイトへのリンク機能でした。

 紙の書籍では不可能な読書体験とは何かということを模索して、動画などをいろいろと貼ってみたのですが、出版前からずっと思っていたとおり、リンクや動画を貼れば貼るほど、「電子書籍とかいってもブログとかwebサイトと同じじゃん」って思われるようなシロモノになってしまうのです。

読者様からすれば、webサイトやブログは基本的に無料で見られるのに、電子書籍という名の単なる劣化有料webサイトを、わざわざ専用アプリを用意して読まされるハメにしかならないのです。

(今回、この点に対しては、記事を大幅に増補・改定することと、電子書籍だけの描き下ろし記事を用意することで解決を試みてみました)

 

それならば、第一作の『北斗の日本史』のようにリンクを排除して、電子書籍だけでコンテンツを完結できるようにしてみると、今度は書籍が電子化されるべき理由はなんなんだということになってしまいます。電子書籍の必要性に疑問がわくのです。

もちろん、いくらでも持ち運べて場所を取らないし、紙という資源を消費しないという、すばらしいメリットはあるのですが、紙の書籍のメリットも大きすぎて、電子書籍は単なるオプションになってしまいます。

 

 

みなさんは、電子書籍はなるべく紙の書籍と同じがいいと思いますか。それとも、紙ではできないことを盛り込んだほうがいいと思いますか。忌憚のない意見をお聞かせいただけるとありがたいです。

ほんとうは、もっときちんとまとめるべき課題なのですが、今日はとにかくゲーセンに行きたいのでこのへんで終わります。

 

あ、今日の16:59まで無料お試しキャンペーンを行っておりますので、ぜひ『誰も得しない日本史 第1巻』をお手にとって、電子書籍が抱える課題を感じていただけたらと思います。

 

Amazonで電子出版しました

 

北斗シリーズを大幅に増補(1.5倍以上)・改訂して、新規イラストも大量追加した電子書籍

北斗の日本史 誰も得しない日本史出版準備号』

Amazonで出版しました。

 

なんと、ワンコイン、100円!お買得となっておりますので、ぜひお手に取っていただき、ご意見・ご感想などをいただけるとうれしいです。

 

 

 

以下、Amazonの商品紹介より

 

Welcome to this crazy book !!!

のぶたのブログ「誰も得しない日本史」(https://nobuta.hateblo.jp/)の北斗シリーズが、ケツをふく紙にもなりゃしねえ電子書籍になりました。その名も『北斗の日本史 誰も得しない日本史 出版準備号』です。「『北斗の拳』を思い出しながら、日本史を楽しもう!」というのが、このイカれた本のコンセプトです。

それでは、内容の一部を紹介させていただきます。
「 パパが公共事業(熊野本宮造営)に大金を払った功績で、平清盛は20歳で肥後守になりました。パパの賄賂で、県知事就任です。20歳で。筆者はその年頃は、ゲーセンに入り浸っていました。バイトの時給が700円なかった時代です。まだ『蒼天の拳』も出てなかったころだと思います。そのころの友だちと「朋友(ぽんよう)、朋友」言って遊んだ記憶がありませんから。30歳くらいのときの友だちとなら、ゲーセンで「朋友、朋友」言って、キャッキャキャッキャと遊んでいた記憶があります。ざんねんな人生です・・・・・・」(第2章)
「真っ黒なヘルメットをかぶって、トゲトゲ肩パッドをつけて、オフ会で初めて会ったゴマキに挨拶するときは、革ジャンの前をはだけて”Say who I am!!(おれの名をいってみろ!!)”と言います。……もちろん、ゴマキが「最近、夫とはうまくいってないの」的なことを言って誘ってきたら、「おれはウソが大きれぇなんだ‼」と、眉間に銃口を突きつけてやりましょう」(第5章)
高峰譲吉という科学者(薬学者)が、明治時代にいました。本業は科学者という触れ込みですが、怪しい実業家としての側面も強いです。クスリを売りさばいてアメリカでお金持ちになりました。アメリカンドリームの体現者です。たぶん、アインみたいな服を着ていたんだと思います」(第7章)

筆者がこの本を執筆しようと思ったきっかけは、 宝島社の『北斗の拳で英語を身につける本』(北斗の拳English研究会著)との出会いでした。この本を読んで、愛で空が落ちてくるほどのShockを受けた筆者は、次のように思ったんです。
「うぬう! 北斗の拳の迷ゼリフを使って、日本史の一場面を英語化すれば、日本史が好きだけど先が見えない日本から海外逃亡するために英語を勉強しようと考えている北斗の拳をこよなく愛するロスジェネ世代にバカ売れすること必定! おれは天才だ、おれに不可能ははない!まともなヤツほどFeel so badな本を書いてやるぜぇ!」(拙著「はじめに」より)と。
反省はしてませんし、引かないし、顧みません。でも、媚びるので、どうかどうか、お手にとってご一読してくださると嬉しいです。

少しでも「誰も得しない日本史」にご興味をもっていただければ、北斗シリーズ以外にも、総理大臣列伝シリーズ、ワンピースシリーズ、科学・技術史シリーズ、レトロゲーマーシリーズ、日本史例文でマジメに受験英語シリーズなどがある、ブログ「誰も得しない日本史」(https://nobuta.hateblo.jp/)も、のぞいていただけると嬉しいです。

 

 

Youtubeのぶたの「誰も得しない日本史」 けっこう得する支店」で、
「1分日本史」とかもやってます。
ツイッターでは本垢のほか、難関私大受験生向けの日本史単語BOTもつくりました。
「15秒日本史」もあります。