アメリカのビッドルも追い返した幕府であったが、ついにぺるり(ペリー)が東インド艦隊を率いて浦賀にやってきた!迎えるは幕府の老中首座阿部正弘。
《英訳してみよう》
阿部正弘:「フフ…きおったか…」
ぺるり:「港を選べ! そこが、きさまの開港場だ!!」
阿部正弘:「ついにあらわれおったか… この日のくることをどれほど待っていなかったか!!」
ぺるり:「早く開港場を選べ!! 日本は開国すべき国だ!!」
阿部正弘:「ほざくな!! 今の幕府も昔のままの幕府だぞ~~~!!」
vs.
阿部正弘:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E6%AD%A3%E5%BC%98
ちなみに、東京国立博物館所蔵の「北亜墨利加人物之図」(19世紀)では、「ペルリ」は「船大将」、アメリカ「国王」は「伯(ふ)理(り)爾(し)天(てん)徳(と)」と紹介されています。
《英語訳》
Abe Masahiro: "Well... There you are..."
Perry: "Choose a harbor... where you will open for trade!!"
Abe Masahiro: "Finally you come out... How long I've not been waiting for today!!"
Perry: "Choose your port to be opened now! Japan must open yourself!!"
Abe Masahiro: "Shut up!! I am exactly what I used to be!"
1853年(令和前166年)にペリーが黒船を率いて来航したため、日本はいわゆる鎖国をやめて開国しました。
そして、1854年(令和前165年)に、日米和親条約を結んで、1858年(令和前161年)に日米修好通商条約を結びました。
学校で習ったときに、「なんで条約が二つもあるんだよ。うぜえ!」と思っていた人は多いと思います。
実は、アメリカは最初日本が貿易をする価値がある国だと思っていなかったので、食料や燃料の補給基地としての役割だけを日本に求めていたようなんです。それで、最初は食料供給や領事駐在、そして片務的最恵国待遇などを取り決める、日米和親条約を結ぶんです。
でも、日本のことが分かってくると、どうやら貿易する価値もあるらしいということで、貿易(通商)についても約束事を決めなきゃね、といって日米修好通商条約を結びなおしたんです。そして、貿易に関わる条約である日米修好通商条約で、関税自主権の欠如(や領事裁判権の承認)が取り決められることになります。
幕末とかは、話題が多すぎてキリがないですね。でも、今日はこのへんにしておきましょう。やっぱりジャギの話がしたかっただけですから。
今日のは、素手で戦いを挑むケンシロウに対して、拳法家でありながらも銃を構えて迎え撃つ卑劣なジャギ!っていうシーンでした。
ジャギの話をすると、とても気持ちが落ち着きます。
英語訳は、 宝島社の『北斗の拳で英語を身につける本』を参考にしました。
原文は、
ジャギ:「フフ…きおったか…」
Jagi:"Well... There you are..."
ケンシロウ:「場所を選べ! そこが、きさまの死に場所だ!!」
Kenshiro:"Choose a place... where you will end your life!!"
ジャギ:「やっとあらわれおったか… この日のくることをどれほどまったことか!!」
Jagi:"Finally you come out... How long I've been waiting for today!!"
(中略)
ケンシロウ:「早く死に場所を選べ!! きさまは死ぬべき男だ!!」
Kenshiro:"Choose your grave now!! You must die!!"
ジャギ:「ほざくな!! 今のおれは昔のおれではないぞ~~~!!」
Jagi:"Shut up!! I am not what I used to be!"