将軍なんてやってられない。総理大臣なんてやってられない。
勉強も、仕事も、マッドボールもやってられない。
そんなときは、ゲイラの出番です。
《英訳してみよう》
あ〜〜〜!!めんどくせえ!!
息をするのもめんどくせえ。
ゲイラのデザインは、アニメ版「第113話 謎の賞金稼ぎアイン! 俺がケンシロウの首をとる!!」では、マンガ版からガラッと変更されています。いろいろと大人の都合あったようです。某有名映画シリーズの、とあるキャラに似すぎていたのでは、といううわさです。
サムネはゲイラではなく、アインです。こいつもインパクトがあるセリフを残しましたね。そのうち取り上げたいです。
《英文》
Oh, no! That’s a bother!
It' too much work just to breath.
普段から無意識に使えるように、マスターしておきたいところです。上司とか先輩とかに頼みごとをされたときは、元気よく「Oh, no! That’s a bother!」です。スタートゥインクルプリキュアで、キュアミルキーを応援してたらAmazonから荷物が届いたときは、ボソッと「Oh, no! That’s a bother!」です。バトルガレッガをプレイしていて、5面のマッドボールが下りてこなかったり、ブラックハートの引きが悪かったりしたときは、モニターを「ゴン」ってぶん殴る気持ちで(台バンだめ、ぜったい)、「Oh, no! That’s a bother!」です。
しかし、義政は芸術家肌でした。あーちすとなんです。
義政は文化史でも出てきますよね。銀閣とか・書院造とか。
あーちすと義政は、政治に興味ありません。
当時の幕府には、政治問題が山積みでした。
たとえば、有力大名が親族内部で争っていたり(畠山氏・斯波氏)、鎌倉府に関東を統治させるというシステムがヤバくなっていたり(享徳の乱)、南朝の残党がうろうろしたり、異常気象もおこるし、といった感じです。
しかし、あーちすと義政は、なにもしないんです。なにもできなかったとも言えます。
それどころか、あーちすと義政は、大飢饉にもかかわらず、銀閣を造ったりと大浪費にはしります。
さて、あーちすと義政と富子ちゃんの間には、長いこと子どもがいませんでした。跡継ぎができないと、義政は将軍職を子どもに押し付けて隠居することはできません。ということで、政治なんかほったらかして、趣味に時間を使いたい義政は、あることを思いつきます。
「そうだ、出家して俗世間とは関わらない宣言をしている、弟の義視を政界に引き戻して将軍職を押し付ければいいんだ!」
そうして、政界復帰がヤバイ道だと感じてイヤがる義視を無理やり説得して、幕府の重職(管領)を務める家柄で足利一族の重鎮(細川勝元)の前で、義政は神仏に「これから自分に子どもができたとしても、義視を将軍とすることは変わらない」と誓って、義視を政界に復帰させることの成功します。細川勝元は後見役です。
おめでとう!!
そして、富子ちゃんが元気な赤ちゃんを産みます。義尚(よしひさ)です。
おめでとう!!!!!
早く将軍を辞めたかった義政は、約束も強く守れず、子どもの味方もできず、フラフラ~っとした状態。
ゲイラについて、特にデザインが大幅に変更された事情について、学習を深めていきたい人は、
クララが立つのは、51話です。「クララが立った」って言ったのは、ハイジじゃないって知ってました?
「のぶたの「誰も得しない日本史」 けっこう得する支店」で、
「1分日本史」とかもやってます。